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分散投資③:投資対象の分散【資産運用法】

現在のマーケットには、多種多様の金融商品があります。その代表的な商品は、預貯金、国内債券、外国債券、日本株式、外国株式、REIT(不動産投資信託)です。預貯金はMRFやMMFとして、そのほかは各種の投資信託として出回っています。

養老保険や終身保険も一種の投資商品ですし、金、銀、プラチナ、パラジウム、石油などのコモディティに投資する上場投資信託もあります。

しかし、これだけではありません。以下の商品も、投資対象です。

■コモディティだけでもまだまだあります。
  エネルギー:原油、天然ガス、ガソリン、ヒーティング・オイル
  金属:   アルミニウム、銅、亜鉛、ニッケル、スズなど
  家畜:   生牛、豚赤身肉
  穀物:   小麦、トウモロコシ、大豆、大豆油、米、大麦、小豆など
  その他:  綿花、砂糖、コーヒー、ココア、オレンジ・ジュース、羊毛、ゴム、板材など

更に、富裕層であれば、
□ 実物不動産 (アパート、ビル、ホテル、商業施設、土地、無人島)
□ パートナーシップ
□ ベンチャー、エンジェル・ファンド
□ 絵画、骨董
□ 飛行機、ヘリコプター、ボート
□ オフショア・ファンド
□ ヘッジ・ファンド

などなど、節税対策も兼ねたいろいろな投資対象があるのです。

また、投資手法も単に、買うだけでなく、空売りもありますし、オプションを使った方法もあるのです。

分散の効果は、その商品や手法が多岐に渡れば渡るだけ効果を発揮するのです。株や債券だけが投資対象ではありません。

[ 2010/09/11 15:31 ] 資産運用法 | TB(0) | CM(0)

分散投資②:時間の分散【資産運用法】

分散投資①:デメリットのところで、時間の分散についてもいいました。実感していただくために、毎年年末に、円債、外国債券、日本株、外国株に25%ずつ等金額分散投資した場合の結果を示しておきます。1年程度の期間では、収益はなかなか安定しません。

所有期間利回り(1年)
1990-1991  7.6%
1991-1992 -1.6%
1992-1993    7.9%
1993-1994   -3.1%
1994-1995   18.6%
1995-1996   14.1%
1996-1997   10.2%
1997-1998     1.2%
1998-1999   14.1%
1999-2000    -1.3%
2000-2001    -0.1%
2001-2002    -8.0%
2002-2003   12.8%
2003-2004     7.5%
2004-2005   20.2%
2005-2006     9.3%
2006-2007     0.1%
2007-2008  -26.3%
2008-2009   13.5%


一方、次の表は10年間持ちつづけた場合の年率換算の収益です。10年という期間でみれば、安定していますが、1998年末に投資をした場合は年率1.0%程度になっています。


所有期間利回り(10年、年率)
1990-2000    7.0%
1991-2001    6.1%
1992-2002    4.8%
1993-2003    5.2%
1994-2004    6.7%
1995-2005    6.2%
1996-2006    5.6%
1997-2007    4.5%
1998-2008    1.0%
1999-2009    1.7%

より慎重に分散投資、長期投資をするなら、スタート時期もずらす必要があります。具体的には、毎年投資金額の10%ずつを投資するという考え方ですが、相当長い期間での投資になります。

以上のように、リスクは下がるかもしれませんが、ここにも、落とし穴があります。
それは保有コストです。上記の運用成果(パフォーマンス)は販売手数料や信託報酬などを考慮していません。従いまして、もしも投資信託で買った場合は、販売手数料や信託報酬額を差し引く必要があります。

ロバート・キヨサキ氏は、分散投資は平均的な投資家にとってはいいアドバイスだといっています。しかし、スピードの遅いバスに乗って人生を進んでいるようなもので、彼にとってはスピードが遅く、危険で、効率が悪く、税金がかかりすぎる投資方法だとも述べています。
[ 2010/09/08 14:33 ] 資産運用法 | TB(0) | CM(0)

リスクと標準偏差

少し専門的になりますが、金融の世界では、標準偏差をリスクの大きさを表すものとして通常利用しています。

標準偏差とは、データを統計的に処理したとき、その平均値からどれだけデータがばらついているかをあらわしています。この値が大きいと、将来起こりえる範囲が大きいということで、不確実性が大きい、つまり、リスクが大きいということになります。

もうひとつ、大切な前提として、金融の世界では、投資の収益の分布は正規分布しているとして取り扱うことが多いということです。(正確には正規分布をしていませんが、正規分布をしているとして取り扱うと、非常に便利なのでよく使われています。)

正規分布で大切な特徴は、分布が平均を中心として、左右対称になっているということです。また、正規分布は以下の特性があります。

   平均 - 1x標準偏差 と 平均+1x標準偏差に入る確率 ;約 68%(約3分の2)
   平均 - 2x標準偏差 と 平均+2x標準偏差に入る確率 ;約 95%
   平均 - 3x標準偏差 と 平均+3x標準偏差に入る確率 ;約 99%

より具体的にみていきましょう。以下2つの金融商品があったとします。

   金融商品A  期待収益率 3% 標準偏差 3%
   金融商品B  期待収益率 2% 標準偏差 1%

金融商品Aの1年後の投資収益率が 0%(=3%-1x3%)から6%(=3%+1x3%)の間になるであろう確率(平均±1x標準偏差)は上記から68%となります。また、元本割れまたは6%以上の確率は、残り32%=(100%-68%)となります。したがって、元本割れの可能性は16%(=32%÷2)ということになります。

一方、金融商品Bの1年後の投資収益率が 0%(=2%-2x1%)から4%(=2%+2x1%)の間になるであろう確率(平均±2x標準偏差)は同様に上記から95%となります。また、元本割れまたは4%以上の確率は、残り5%(100%-95%)となります。したがって、元本割れの可能性は2.5%(=5%÷2)ということになります。

ここで、あまりリスクを取りたくない投資家には、金融商品Bの方が元本割れの可能性が2.5%なので向いているかもしれません。一方、金融商品Aは、元本割れの可能性は16%ありますが、儲かった場合は儲けが大きい商品となります。

合理的な投資家は、1リスクあたりの期待収益率で物事を考えるかもしれません。具体的には、期待収益率を標準偏差で割って求めます。ちなみに、上記の例では

    金融商品A  3 ÷ 3 = 1(%)
    金融商品B  2 ÷ 1 = 2(%)  

ですので、金融商品Bの方が1リスク(標準偏差)あたりの期待収益率は高いということになります。

注)実際には、期待収益率はリスク・フリー・レート(リスクなしで得られる収益、例えば普通預金金利など)で引いた数字で求めます

このようにして、リスクを数値化して考えていくと、不確実な金融商品の投資に対すイメージがより明確になり、より的確な判断ができるようになりますね。
[ 2010/09/05 14:44 ] 資産運用法 | TB(0) | CM(0)

リスクとは損をするということではない

リスクとは、危険のこととか損をすることと考えられている人が多いと思いますが、金融の世界では実はちょっと違います。

株や債券に投資すると、将来、値上がりをするかもしれませんが、値下がりをするかもしれません。将来が決まっていないということで「不確実」なわけです。

この「不確実性」のことを「リスク」と金融の世界では考えています。そして、その不確実性がどの程度大きいかによって、」リスクが大きいとか小さいとかいっています。

例えば、小型株式Aの現在の株価が2000円だとして、1年後には3000円から1000円の間であろうと予想されているとします。一方、電力株Bは現在同じく2000円ですが。1年後の予想は2000円から1800円だとします。 

この場合、明らかに、将来の株価が不確実なのは、すなわち、取りうる範囲が大きいのが株式Aですので、株式Aの方が株式Bよりもリスクが大きいということになります。

それでは、株式Bの方がいいのでしょうか?そうとも限りませんね。大きく儲かる可能性があるのは株式Aですから。まさに、「虎穴に入らずんば虎子を得ず」です。

2つの同質の牛肉があったとします。C店では100グラム800円、D店では、250グラムで2500円です。どちらの方が安いですか?D店では100グラム当たり1000円ですから、C店のほうが安いことは簡単にわかります。

リスクについても、リスクをお金と考え、1リスクあたりの期待収益(牛肉)が大きいほうが、いいのではと考えるわけです。これによって、さまざまな金融商品の比較ができるようになります。

なお、金融の世界でリスクを数学的にどのように取り扱っているのかは、「リスクと標準偏差」をご参照ください。
[ 2010/09/05 14:38 ] 資産運用法 | TB(0) | CM(0)
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