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ブラック・マンデーの日に金利を上げる中国のしたたかさ【最新ニュースから】

2010年10月19日、2年10ヶ月ぶりに中国が金利を0.25%上げました。

□ 背景
今回の利上げの背景としては、インフレ懸念ですが、主な点を2つとりあげてみました。

まず1つ目は、2010年8月の消費者物価が3.5%の上昇と、政府目標の3%を2ヶ月連続で上回っているということです。今回0.25%の金利を上げても、期間1年の預金の基準金利はまだ2.5%ですから、逆ざやです。つまり、銀行においておくと、実質的に貨幣価値が下がるのです。この点が不動産や株式市場への資金流入の大きな理由です。

2つ目は、不動産市況です。9月の主要70都市の不動産販売価格は4ヶ月ぶりに前月比0.5%の上昇に転じています。関連情報として、「中国不動産バブル、6540万室に住人無し?」lowcostinv.blog109.fc2.com/blog-entry-74.htmlも見てみてください。

□ タイミングのしたたかさ
興味深い点は「なぜ10月19日だったのか?」ということです。2つの意味で、10月19日に注目が集まっています。

まず、1つ目は、10月19日が忘れもしないブラック・マンデー(1987年のニューヨーク・ダウが22.6%下がった暗黒の月曜日)だからです。2つ目の理由は、週末にG20財務省・中銀総裁会議があるからです。普通であれば、中国の主要経済指標の発表(9月消費者物価、9月鉱工業生産、第3四半期GDPなど)を10月21日に控え、その直前に出すのは不自然だからです。

ということは、たまたまこの日であったということではなく、何らかの意図があってこの日を選んだと考えるほうが自然です。一番考えられるのは、米国に対するあてつけです。中国元高や尖閣諸島、ノーベル平和賞と、中国の立場からすると、G20で言われたくない話題には事欠きませんので、欧米に対して揺さぶりをかけているのでしょう。中国が金利引上げを今後も続ければ、明らかに世界経済の回復にはマイナスですから、暗に余計なことは言うなという意志表示でしょうか。

□ まとめ
以上、ファンダメンタルからすれば、金利引上げは非常に順当な対応だと思います。特に0.25%は小幅であり、中国経済にはあまり大きなインパクトにはならないでしょう。しかし、心理的に、欧米、特に米国に対し有利にG20を展開しようとする戦略は、日本の政治家にも見習ってもらいたいしたたかさです。

注)以上は私見であり、また、ファイナンシャル・リテラシー(金融知力)の向上のみを目的としたものです。したがって、投資勧誘の目的で作成されたものではありません。実際の投資の最終判断は、自己責任でお願い申し上げます。

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[ 2010/10/20 15:28 ] 最新ニュースから | TB(0) | CM(0)
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