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円高進行でも、輸出したほうがお得?

ここ20年で円高が相当進みました。しかし、インフレを考慮すると、印象はガラッと変わります。

□ 1989年12月末と2009年12月末の比較
                 1989年12月末    2009年12月末
為替               1$=143円      1$=90円
日本の国内企業物価指数    109.8         102.2      - 6.9%
米国の生産者物価指数      115.4         176.2      +52.6%   

□ 日本の場合
あるメーカーは電子機器を1989年12月末に143万円で売っていました。2009年12月末までに日本の物価が6.9%さがったので、売値も6.9%下げ、133.133万円にしました。

□ 米国への輸出
このメーカーは同じ電子機器を1989年12月末に1万ドル(=143万円)で売っていました。2009年12月末までに米国の物価は52.6%上がったので、売値も52.6%上げて15260ドルにしました。この15260ドルを90円で円転すると、137万3400円となります。

            1989年12月末       2009年12月末
日本での売値   143万円           133.133万円
米国での売値   10000ドル=143万円   15270ドル=137.34万円

1ドル143円から90円と円高となっているのに、米国での販売により受け取る金額は、円ベースで増えているのです。

物価上昇分を価格に転嫁できるかとか、どの物価指数をとるか、どの期間で比較するかなどの議論はあると思いますが、円高からくるイメージと実態には、大きな違いがあります。

□ 購買力平価
このように物価の変動を考慮した為替を「購買力平価」といいます。つまり物価を考慮すると133.133万円=15260ドルですから、2009年12月末の購買力平価でみた1ドルは87.243円となります。すなわち、87.243ドル以上の円高ではじめて円での手取りが減るのです。

□ まとめ
為替のレートは単なる交換比率です。事実を客観的にみるには、物価レベルを考慮する必要があるのです。尚、為替・FXのカテゴリーの「インフレと外国為替」もあわせてご覧ください。


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[ 2010/10/15 06:53 ] 経済 | TB(0) | CM(0)
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