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国より企業の信用力が高い時代に生き残る【債券】

米S&Pは、2011年1月27日、日本国債の格付けを8年9ヶ月ぶりにAA格からAA-格に引き下げました。今回のひきさげにより、今後の見通しは“引き下げ方向”から“安定的”にかわりましたので、再度の引き下げ懸念は今のところないようです。

□ S&Pの長期国債などの格付け
AAA米国、英国、ドイツ、フランス
AA+ニュージーランド
AAスペイン
AA-日本、サウジアラビア、中国、台湾
A+イタリア
Aアイルランド
A-ポルトガル
BBBロシア
BBB-ブラジル
BB-ギリシャ
AAトヨタ、キャノン、東京電力、武田薬品、デンソー
出所)S&P

☆ 公的債務がGDPの200%を超えている。米、仏、独は100%以下(OECD)。
☆ S&Pは、この数字(公的債務÷GDP)が2020年まで悪化し続けると予想。
☆ 第2次世界大戦時1944年ドイツは2.2倍、フランスが約2.9倍。
☆ スペインより格下、中国と同じレベル。
☆ トヨタや、キャノンなどの個別企業が国の格付けより上の異常事態。

注)S&Pは2011年1月28日、日本国債格付けの引下げに伴い、東京電力の格付けをAAからAA-に引き下げています。(1月29日加筆)

□ 金利上昇リスク
日本は国債の約95%が国内で消化されている特異な市場環境にあります。しかし、個人も外人も逃げ腰な日本国債【債券】で書いたように、個人投資家や外国人投資家は国債への投資を減らしています。一人が動き出すと、後に続けとばかり行動する日本人の性格を考えると、予断が許せない状態が近づいているのかもしれません。

□ スペインより格下の現実
欧州、特にPIIGSの財政不安はどこにいったのでしょうか?PIIGSのSはスペインです。世界の目でみれば、そのスペインよりも日本の状態の方が不健康だという現実を謙虚に受け入れなくてはいけないのです。

残された時間はあまりないかもしれません。一国のリーダーの首相が、格付け引き下げの1時間後に“そういうことには疎い”と発言しているようでは、危機管理も当事者能力にも疑問がつきます。

□ 官民逆転の意味
注目すべきもう一つの点は、トヨタやキャノンなどの個別民間企業の格付けが、国の格付けよりも上にある逆転現象です。グローバルに稼ぐ企業の信用力は、一国の信用力よりも高くなるということです。簡素化して考えると、日米に50%ずつ依存する企業の格付けは、日米の格付けの平均値だということです。

これは、何を意味しているのでしょうか?日本の企業がグローバル化しているということですから、株主の面で考えると喜ばしいことです。一方、労働者の立場で考えると、日本国内の雇用機会が失われているということになります。まさに、空洞化です。

企業が出て行くということは、労働者は出て行くか、少なくなった雇用機会を国内で奪い合うかの選択だということです。そのような世界では、外国語ができるかできないかで大きな差がついてきます。今後は、英語ともう一ヶ国語ぐらいできないと、世界で戦っていけないかもしれません。

注)技術革新はすばらしい成果をもたらしています。自動通訳機能つき携帯端末が登場してきました。これが普及すれば、外国語習得の必要性はさがるかもしれませんが。

国の格付けより高い格付けを持つ個別企業の数が増え続けるということは、国家としてはかなりの危険状態です。企業も本社を海外に移すことも可能です。沈んでいく船に、あえて残ろうとする選択は、日本人の美徳かもしれませんが、残念ながら外国人株主には通用しません。

□ まとめ
個別企業の格付けが国の格付けよりも高くなる。従来の考え方が通用しない時代が来ているのです。時代にあった柔軟な考え方が特に大切な時代になってきました。古い考え方や間違った知識を正し、ファイナンシャル・リテラシー(金融知力)を高めていきましょう。

注)以上は私見であり、また、ファイナンシャル・リテラシー(金融知力)の向上のみを目的としたものです。したがって、投資勧誘の目的で作成されたものではありません。実際の投資の最終判断は、自己責任でお願い申し上げます。

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[ 2011/01/28 09:48 ] 債券 | TB(0) | CM(0)
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