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円売り介入 2010年9月9日

2010年9月9日 日本経済新聞朝刊5面に、「円高、政府・日銀試す」という記事が出ていました。

円高が止まりません。2010年9月8日の東京外国為替市場で、15年ぶりの円高となる83円34銭をつけました。

お金にはパスポートも無ければ、ビザも必要がありません。世界中、24時間、利益を追求してどこにでも自由に移動することができます。

財務省や日銀は円売りドル買い介入の可能性を示唆するような発言を繰り返していますが、市場では、イソップ童話の「狼が来た」と同じような反応を示しています。市場参加者の心理状態を考えれば、不言実行しかないのかもしれません。

ところで、本当に「介入」はできるのでしょうか?

■外部環境
米国はいち早くドル安政策をとっています。オバマ大統領の輸出倍増計画では、どうしてもドル安のサポートが必要です。さらに、11月の中間選挙で苦戦が伝えられている現状では、少しでも景気が上向いている実績のほしいオバマ政権にとって、この時期の介入は好ましいものではないでしょう。ユーロ圏も、やはりユーロ安の恩恵を受けている中での協調介入の実現性は低いでしょう。協調介入をお願いするには、何かそれ相当のお土産を持っていく必要があります。

■内部事情
円売りドル買い介入をするには、まず、政府短期証券を発行して円を調達して、その円でドルを買うことになります。帳簿上は外国為替資金特別会計で行うのですが、過去の介入などの結果、100兆円以上の残高があります。その後、円高が進んでいますので、かなりの為替評価損を抱えています。

2003年から2004年の円売り介入では約35兆円をつかいました。外国為替市場の規模が大きくなっていますので、介入資金として数十兆円から百兆円程度の資金が必要とすると、その分の政府短期証券を発行し、市場から資金を吸収することになりますので、需給悪化から短期金利の上昇を招きかねません。

また、介入で買ったドルを円に戻すと、円売り介入となりますので、将来、円に戻すことが非常に難しい資金です。介入で得た資金で米国債を買い続けてくれれば、米国にとっては好都合ですが。更に、為替に含み損が発生すれば、それは国民の税金として、つけがまわってくるのです。一時しのぎでは、後々大きな代償を支払うことになるのです。

このように考えると、現段階での日本単独介入の実現性を市場がうたがっているのは無理の無いことだと思います。少なくとも、次期総裁が決まるまでのここ数日は、介入が非常にしにくい時期です。


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[ 2010/09/09 07:53 ] 最新ニュースから | TB(0) | CM(0)
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