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海外投資家の動向はユーロ・ベースの株価でみよう【株式】

2010年11月23日の日本経済新聞4面に、「日経平均 ドル建てで年初来高値」という記事が出ていました。外人の売買動向が、日本株の需給に大きくかかわってきていますので、外貨建てで見るという視点はとても大切です。投資は世界中の誰もができるのですから、日本人の円ベースからの視点だけでなく、ドルの視点やユーロの視点など、違った視点で物事を見ることが必要なのです。そうすれば、全く違った景色が見えてきたり、新しい発見があります。

□ 日本の株式市場は海外投資家の取引が半数以上
東京証券取引所が発表している投資部門別株式売買状況(三市場一・二部等、金額)をみてみると、2010年10月の月間の海外投資家の売買シェアは自己売買部門を含めても、売りが51.3%、買いが53.1%とかなり大きくなってきています。 ちなみに2009年年間では、売りが38.7%、買いが39.2%ですので、直近は外人の売買動向がより重要になってきています。

□ 外人の動向はドル建てよりもユーロ建ての方が重要
また、資本金が30億円以上の海外投資家の2010年10月の売買動向では、北米と欧州の比率はそれぞれ約23%と66%と、欧州のほうが倍以上に多いのです。つまり、海外投資家の売買動向を把握するには、近年ではドル建てではなく、ユーロ建てのほうがより重要となってきているわけです。

北米北米欧州欧州
売り買い売り買い
2008年年間25.5%25.6%49.0%49.1%
2009年年間25.1%25.2%60.3%60.4%
2010年10月月間23.5%23.8%66.6%66.3%
出所)東京証券取引所

□ ユーロとドルで日経平均をみてみると
以下は円、ユーロとドル・ベースの日経平均の数字です。

リーマン・ブラザーズが連邦裁判所に破産法第11条の適用を申請した2008年9月15日の直前の株価との比較でみてみると、ユーロ・ベースでもドル・ベースでも、直近の日経平均はリーマン・ショックのレベルを超えています。 また、今年の円ベースの日経平均の高値(4月5日)をユーロ・ベースではあと一歩ですが、ドル・ベースでは抜いています。

日経平均日経平均USD日経平均EUR
2009年12月末10,546.44114.0779.59
2010年1月末10,198.04112.9481.48
2010年2月末10,126.03113.9783.65
2010年3月末11,089.94118.6687.82
2010年4月末11,057.40117.8788.70
2010年5月末 9,768.70107.0787.02
2010年6月末 9,382.64106.1586.80
2010年7月末 9,537.30110.3284.58
2010年8月末 8,824.06104.8582.66
2010年9月末 9,369.35112.2882.37
2010年10月末 9,202.45114.4782.08
2010年11月22日10,115.19121.4689.15
 
2008年9月12日12,214.76113.1879.59
2010年4月5日11,339.39120.2589.19
出所)日本経済新聞、Yahoo


□ 今後も為替の動向によって、海外投資家の視点はかわる
足元の円高一服によって、輸出株主導で上昇している日経平均も、今後の為替の動向には敏感です。海外投資家からすれば、更なる円安はユーロやドル・ベースでの日経平均の下落を意味します。日本の株式市場の主要参加者である海外投資家が、利益確定売りを出さずに持ち続け、更に購入するには、やはり将来の日本株や日本経済に夢が持てるかが大きな要素です。

□ 違った視点で客観的の物事を理解する
同じ事実や数字でも、見る立場をかえると全く違って見えます。いろいろな視点から見る事で、客観的に物事が判断できるようになります。この客観的に物事を見ることができる能力は、投資で成功する秘訣であるばかりでなく、生きていく上での最強の力となります。

□ 活字を100%鵜呑みにしない。
今回の新聞記事は、言いたいことと着眼点はすばらしいと思いますが、残念ながらユーロではなくドルで見ている点で若干的をはずしていたかもしれません。一般論を述べさせていただきますと、人間は活字を信用しがちです。しかし、その中には、時代遅れであったり、的をはずしたもの、更には疑わしいものや間違ったものがたくさんあるのです。

□ まとめ
金融知識などの間違った情報の上での投資行動は、結果としてはうまくいかない事がほとんどです。これがこのブログの申し上げたい事の1つです。客観的に正しく物事を理解するには、ファイナンシャル・リテラシー(金融知力)を磨いていく必要があるのです。

注)以上は私見であり、また、ファイナンシャル・リテラシー(金融知力)の向上のみを目的としたものです。したがって、投資勧誘の目的で作成されたものではありません。実際の投資の最終判断は、自己責任でお願い申し上げます。

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[ 2010/11/24 00:00 ] 株式 | TB(0) | CM(0)
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