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日本人一人当たりの日本の借金852万円の現実【経済】

財務省は2010年11月10日、2010年9月末現在の日本の借金残高を公表しました。四半期ごとに“国債及び借入金並びに政府保証債務現在高”として発表しているものです。

□ “国債及び借入金並びに政府保証債務現在高 (2010年9月末)

金額(兆円)
内国債741.3
借入金 54.3
政府短期証券113.2
合計908.8
出所) 財務省

2010年9月末現在、国として908.8兆円の借金があるわけです。更に、2010年度末の地方の借金として、約200兆円が見込まれています。この2つを合計すると、1108.8兆円となります。

国と地方の借金1108.8兆円を、日本の人口を1.3億人として計算してみると、一人当たりの借金は852万円ということになります。つまり、3人家族であれば2556万円、4人家族であれば3408万円ということになります。住宅ローンのほかに、これだけ借金があると考えるとぞっとします。

□ 人口減少とデフレのダブル・パンチ
ここで考えなければならない点が2つあります。まず1つ目は、日本の人口減少の問題です。借金が増えていくのに、人口が減るわけですから、一人当たりの借金はどんどん増えていくわけです。

2つ目はデフレの問題です。以下に、2000年3月末の国だけの借金と物価を見る上での例として、消費者物価指数(東京都区部、2005年=100)を示してみました。2000年3月の国の借金は492.9兆円でした。一方、消費者物価指数で物価は2003年3月末対比で2010年9月現在約4%下がっています。

国際及び借入金
現在高(兆円)
消費者物価指数
(東京都区部、2005=100)
2000年3月  492.9  103.4
2001年3月  538.3  102.1
2002年3月  607.3  100.8
2003年3月  668.7  100.5
2004年3月  703.1  100.4
2005年3月  781.5  100.2
2006年3月  827.4   99.8
2007年3月  834.3   99.9
2008年3月  849.2  100.5
2009年3月  846.4  100.7
2010年3月  882.9   99.0
2010年9月  908.8   99.2
出所) 財務省

2010年の貨幣価値は2000年より高いのです。資産ならば、現金の実質価値が上がっているのでいいのですが、借金の場合はまったく逆です。名目的に同じ借金額でも、デフレになると、実質的な借金の負担は大きくなるのです。

具体的には、物価調整後の2010年9月末の国の借金は、名目的には908.8兆円ですが、2000年3月価格で物価を調整すると、947.2兆円ということになるわけです。

□ まとめ
過去の数字を比較する時は、名目的なものでなく、実質的な数字で見る必要があります。投資においても、その優劣を正確に見るときには「現在価値の割り引く」という概念を自由に使いこなすことが大切です。資産を増やすということは、名目的な預金残高を増やすことではなく、将来の実質的な購買力を増やすということなのです。

注)以上は私見であり、また、ファイナンシャル・リテラシー(金融知力)の向上のみを目的としたものです。したがって、投資勧誘の目的で作成されたものではありません。実際の投資の最終判断は、自己責任でお願い申し上げます。

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[ 2010/11/23 10:40 ] 経済 | TB(0) | CM(0)
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