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GDPギャップとデフレのジレンマ【経済】

実際に物を作ることのできる供給力と実際の需要の差のことを需給ギャップ、あるいはGDPギャップといいます。需要が供給力以上にあれば、会社は物をつくれば売れるわけですので、設備投資意欲も高くなり、好景気ですが、インフレ懸念が生じます。一方、需要が供給力ほど無い場合、物が余っている状態ですので、景気が悪く、デフレ傾向になります。

内閣府が9月14日に発表した2010年4-6月期のGDPギャップは-4.5%と、8四半期連続のマイナスです。2009年1-3月期は-8.3%でしたから、改善はしてきていますが、まだまだ需要不足が顕著だといわざるを得ません。この-4.5%をより実感のある数字で表すと、約25兆円の需要が不足している、あるいは供給が約25兆円過大だということになります。

単純に考えると、今後GDPが年間2.0%伸びていくとしても、GDPギャップを埋めるのにあと2年はかかるということです。
(4.5÷2 = 2.25)

このような状況で、日銀は展望レポートを10月29日に発表しています。 政策委員の見通しの中央値でみてみても、やはり物価の上昇はまだまだ先のようです。

□ 2010ー2012年度の政策委員の大勢見通し(中央値)

        実質GDP  消費者物価指数(除く生鮮食品)
2010年度    +2.1%    -0.4%
2011年度    +1.8%    +0.1%
2012年度    +2.1%    +0.6%

□ まとめ
狂乱物価ではないのは良い事かもしれませんが、緩やかな物価下落下では、資産価値があがりにくいので、企業も個人もまだまだ借金の返済を優先し、新規投資の意欲はそれほど大きくならないでしょう。いわゆるバランスシート不況です。今後もデフレ色の強い経済環境のなか、負の連鎖を断ち切るには、外需頼みということになります。デフレ環境から抜け出るのには、思った以上に時間がかかるかもしれません。

尚、米国につきましては、”米国金融緩和とバランスシート不況【新聞・雑誌から】lowcostinv.blog109.fc2.com/blog-entry-93.html”もご参照ください。


注)以上は私見であり、また、ファイナンシャル・リテラシー(金融知力)の向上のみを目的としたものです。したがって、投資勧誘の目的で作成されたものではありません。実際の投資の最終判断は、自己責任でお願い申し上げます。

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[ 2010/10/31 21:44 ] 経済 | TB(0) | CM(0)
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